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ぎっくり腰
ぎっくり腰の原因は日常生活の中にある?!
![腰を痛めてソファに手をついている男性](https://awata-seikotu.com/wp-content/uploads/2023/10/gikkuri01.jpg)
ぎっくり腰といえば、中高年の方がなるイメージをお持ちかもしれません。
しかし、仕事やスポーツで腰に負担をかけると、どなたも急な腰痛に襲われる可能性はあります。
予兆もなく突然発症するため「仕方がないもの」と諦めている方もいるのではないでしょうか?
詳しいことは分かっていませんが、ぎっくり腰は生活習慣の影響で起こると考えられています。
受傷時の対処とあわせて、痛みが起こるメカニズムを知り、予防もしっかりと行いましょう。
こちらのページでは、ぎっくり腰の原因や症状、セルフケアの方法を詳しくご紹介しています。
何か不安な点がありましたら、接骨院・整骨院にお気軽にご相談ください。
目次
contents
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こんなお悩みありませんか?
TROUBLE
こんなお悩みありませんか?
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ぎっくり腰の特徴・原因
symptoms
ぎっくり腰の特徴・原因
symptoms
ぎっくり腰は、老若男女どなたにも発症する可能性があります。
痛みで身体を動かせないため、仕事や家事など日常生活の支障となるケースも多いです。
症状に対してスムーズな対応が行えるよう、
ぎっくり腰の原因やメカニズムをこちらで詳しくみていきましょう。
![要津で立位しにくい高齢の女性](https://awata-seikotu.com/wp-content/uploads/2023/10/gikkuri02.jpg)
ぎっくり腰の症状の特徴
急に発症する激しい腰痛のことを「ぎっくり腰」といいます。
ぎっくり腰は症状をあらわす言葉であり、何かの病名というわけではありません。
医学的には「急性腰痛」と呼ばれています。
ぎっくり腰のメカニズム
ぎっくり腰は、腰椎周辺の筋肉や靭帯を損傷して、炎症が起きた状態といわれています。
その他、椎間板や関節のずれによるものなど考えられていますが、ぎっくり腰の明確な仕組みは分かっていません。
前かがみで重たいものを持ち上げたり、腰を急にひねったりした際の発症が多くなっています。
また、寝起きやうがい、くしゃみなど、日常のささいな負荷で突然ぎっくり腰になるケースもみられます。
ぎっくり腰の症状
痛み
ぎっくり腰を起こすと、その場から動けなくなるほどの強烈な腰痛に襲われます。
身体を動かさなくとも、咳やくしゃみが腰にひびいて痛む場合もあります。
運動制限
腰まわりの強い痛みによって、前屈や後屈、回旋など体幹の動きが制限されやすいです。
痛めた箇所によっては、歩行が困難になる方もいらっしゃいます。
熱感
患部を触ると、炎症の影響で熱っぽさを感じる場合があります。
腰まわりに限らず、背中やお尻の辺りまで炎症が広がるケースもみられます。
痛みの経過
発症してすぐは激しい痛みに襲われますが、2.3日を目安に炎症は落ち着いて、痛みがやわらいでいきます。
そして、1週間から長くとも1ヶ月以内には、元の状態に戻ることがほとんどです。
しかし、重度のぎっくり腰では、1ヶ月以上症状が続くケースもみられます。
ぎっくり腰と腰痛の違い
ぎっくり腰と通常の腰痛では、一般的に次のような違いがあります。
症状の出方
ぎっくり腰は突然ギクッとした痛みが生じるため、痛めた日時や場所、きっかけが明確です。
一方の慢性的な腰痛では、数日〜数ヶ月と時間をかけてじわじわと痛みが生じるため、受傷機転がはっきりとしません。
症状の程度
ぎっくり腰では、その場から動けなくなるほどの激しい腰痛が生じます。
慢性腰痛では、そのような鋭い痛みはみられず「筋肉が張ったような感じ」「重だるい感じ」といった自覚症状がみられやすいです。
ぎっくり腰の原因
Cause
ぎっくり腰の原因
Cause
なぜ急に激しい痛みが起こるのか、そのメカニズムは明らかになっていません。
しかし日常生活において、以下の要素があわさることで、ぎっくり腰が起こるのではないかと考えられています。
![筋肉の疲労で腰が痛くなってしまった女性](https://awata-seikotu.com/wp-content/uploads/2024/02/AdobeStock_579422838.jpg)
筋肉の疲労
筋肉に疲労を溜めると緊張が強まり、柔軟性が低下していきます。
前かがみやひねりなど急な負荷が加わった際、硬くなった筋肉が伸ばされて損傷し、炎症につながるといわれています。
脊柱の病気ではない場合、筋肉疲労がぎっくり腰のおもな引き金に考えられています。
![脊髄を損傷している男性の後ろ姿](https://awata-seikotu.com/wp-content/uploads/2023/10/gikkuri03.jpg)
身体のゆがみ(不良姿勢)
本来の背骨は、横からみるとゆるやかなS字カーブを描いています。
頸部と腰部が軽く前弯することにより、上半身にかかる負担をうまく分散しているのです。
しかし、猫背や反り腰といった不良姿勢では、背骨のカーブが崩れている状態になります。
それにより、背部から腰部の筋肉の緊張が強まり、ぎっくり腰につながる可能性が高まります。
![デスク仕事をする男性](https://awata-seikotu.com/wp-content/uploads/2024/02/AdobeStock_537174456.jpg)
長時間の同一姿勢
身体を動かさない時間が長く続くと血行が悪化し、筋肉に疲労物質が蓄積しやすくなります。
デスクワークをはじめ、勉強や車の運転、スマホの操作などで適度な休憩を入れないと、同じ姿勢が続いてしまいます。
![生活習慣のイメージ写真](https://awata-seikotu.com/wp-content/uploads/2024/02/AdobeStock_209655330.jpg)
生活習慣
寝不足では1日の疲れがきちんと取れず、筋肉に疲労を溜めることにつながります。
また、食生活の乱れも身体の修復に必要な栄養素が足りなくなるため、ぎっくり腰の原因となる場合があります。
![ストレスを感じている女性](https://awata-seikotu.com/wp-content/uploads/2024/02/AdobeStock_301953462.jpg)
ストレス
長期的なストレスによって、自律神経のバランスを乱しやすくなります。
交感神経が優位な状態が続いた場合は身体がきちんと休まらず、筋肉に疲労をためることで、ぎっくり腰のリスクを高める可能性があります。
ぎっくり腰の類似症状
similar symptoms
ぎっくり腰の類似症状
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類似症状の例
腰の急な痛みが、次のような病気から引き起こされている場合もあります。
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱でクッションの役割をしている椎間板が後方に飛び出し、神経を刺激してしまう病気です。
腰椎椎間関節症
椎骨と椎骨が作る関節に炎症が起きた状態といわれています。
その他、内臓の病気によってぎっくり腰を発症しているケースも中にはあります。
腰の激しい痛みがみられましたら、原因を特定するために医療機関や接骨院・整骨院で状態を確認してもらうことをおすすめしています。
腰部脊柱管狭窄症
脊柱管が狭くなり、周辺の神経を刺激する病気です。
ヘルニア、狭窄症では、神経の圧迫から下肢のしびれをともなう場合もあります。
施術のご案内
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次の症状が当てはまる方は「接骨メニュー」へ
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ぎっくり腰に対するセルフケア
self care
ぎっくり腰に対するセルフケア
self care
痛みの長期化
ぎっくり腰の症状は、自然と回復していくケースがほとんどです。
しかし、無理をすると痛みを長引かせてしまう場合もあるため、炎症の状態をみながらケアしていく必要があります。
また、ぎっくり腰を繰り返している方は、普段からの予防で再発するリスクを下げておくことも大切です。
こちらでは、ぎっくり腰への対処法・予防法をご紹介していきます。
ぎっくり腰の対処法
APPROACH
ぎっくり腰の対処法
APPROACH
ぎっくり腰の症状を緩和するには、次のような対処が有効とされています。
炎症を抑えるためにも、保冷剤や氷のうをタオルで包んで、熱っぽくなっている箇所に当てましょう。
冷やすことで知覚を麻痺させ、痛みを軽減する効果を期待できます。
10〜15分ほど冷却して、痛みが戻るようであれば再度冷やすようにしてみてください。
患部を固定する
痛みが強く日常生活に支障が出るようであれば、患部への負担を軽減するためにコルセットを着用しましょう。
しかし、治癒を遅らせる可能性があるため、固定は痛みが強い時期に限ることをおすすめしています。
温める
2.3日経過して痛みが落ち着きましたら、患部を温めていきましょう。
温めると筋肉の緊張がやわらぐため、可動域の改善が期待できます。
また、血の巡りを良くすることで、痛めた組織に栄養が運搬されやすくもなります。
無理のない範囲で動くようにする
慢性期では、可能な範囲で身体を動かすようにしてください。
安静のしすぎは筋肉の柔軟性を低下させるため、痛みや身体の動かしにくさを長引かせるといわれています。
しかし、炎症をぶり返す可能性がありますので、無理はしないようにお気をつけください。
マッサージをする
筋肉の緊張をゆるめ、血行を良くしていくためにも、ふくらはぎやお尻の辺りをセルフマッサージでほぐしていきましょう。
お尻は上向きで寝てボールの上に乗ることにより、楽にマッサージできます。
ぎっくり腰の予防法
PREVENTION
ぎっくり腰の予防法
PREVENTION
ぎっくり腰を再発させないよう、次のような予防を行っておきましょう。
身体に疲労を蓄積させない
筋肉疲労が、ぎっくり腰のおもな引き金に考えられています。
規則正しい生活を心がけ、良質な睡眠をとることにより、身体に疲れをためないようにケアしておきましょう。
また、スポーツや仕事で疲れを感じる際は、しっかり休養をとることも大切です。
腰まわりのストレッチ
太ももやお尻の筋肉をストレッチしておきましょう。
・膝を伸ばし、つま先を立てた状態で上半身を前に倒す(太もものストレッチ)
・仰向けで片方の膝を胸に抱えるようにする(お尻のストレッチ)
上記のようなストレッチで筋肉の柔軟性を維持することにより、ぎっくり腰のリスク軽減を期待できます。
運動
ストレスはぎっくり腰の原因の一つといわれています。
ウォーキングやジョギング、ヨガなど適度な全身運動を行い、ストレスをこまめに発散しておくようにしましょう。
身体の使い方に気をつける
重たいものを持ち上げる際は、膝から曲げるようにしてください。
背中からかがむようにすると腰部の筋肉に余計な負担をかけるため、ぎっくり腰のリスクを高める可能性があります。
また、腹圧が急に高まると、腰部の筋肉も強く収縮するといわれています。
ぎっくり腰への不安のある方は、腹圧が急に高まらないよう、咳やくしゃみをする際は軽く前屈み姿勢をとることをおすすめしています。
よくある質問
Q&A
よくある質問
Q&A
ぎっくり腰とは何ですか?
筋肉や関節周辺の組織を損傷して、炎症を起こした状態と考えられています。
しかし、明確なメカニズムは現在のところ分かっていません。
ぎっくり腰の原因は何がありますか?
猫背や反り腰といった不良姿勢、運動やスポーツによる疲労の蓄積、運動不足、加齢などとの関連がおもに考えられています。
ぎっくり腰はどういう方がなりやすいですか?
仕事で重たいものをよく運んでいる方、ハードな運動をされている方、デスクワークで座っている時間が長い方などに発症が多くなっています。
ぎっくり腰を放置するとどうなりますか?
基本的に痛みは自然と回復していきます。
しかし、筋肉が硬い状態を残していると、再度ぎっくり腰を起こす可能性が高くなります。
ぎっくり腰に接骨院・整骨院はどのような施術を行いますか?
鍼灸や超音波、電気療法などで炎症の抑制を図ります。
また、手技により周辺の緊張をほぐしていく場合もあります。
ぎっくり腰の症状はどれくらい続くものですか?
1週間から数週間で痛みが落ち着くケースがほとんどです。
ぎっくり腰への施術に保険は使えますか?
保険は急性または亜急性の外傷性骨折、脱臼、打撲、挫傷、捻挫の治療に適用されます。
その為、急な痛み等の場合保険適用が出来る場合があります。
問診時にお身体の状態をお伺いした上で健康保険が利用できるか詳しくご説明させて頂きます。
ぎっくり腰は医療機関に行ったほうが良いですか?
脊柱の病気から急な痛みを生じている場合があります。
原因を特定するために、まずは医療機関に行くことをおすすめしています。
ぎっくり腰は安静にしていたほうが良いですか?
急性期(受傷後2.3日まで)は安静が第一になります。
しかし、炎症が落ち着いた慢性期では、筋肉が固まらないよう徐々に身体を動かすことが推奨されています。
メンテナンスの目的でも接骨院・整骨院は利用できますか?
はい。
接骨院・整骨院の施術で筋肉の柔軟性を高めておくと、ぎっくり腰の予防が期待できます。