ストレス管理
女性の悩み
女性特有の症状はなぜ起こる?原因や対処法をご紹介!
月経痛や月経不順、PMS(月経前症候群)などといった月経トラブルをはじめ、頭痛、肩こり、冷えなど、女性の身体に起こりやすい不調があります。
また、中高年の方であれば、更年期障害の症状で悩まされている方も多いのではないでしょうか?
女性ホルモンの変動や加齢の影響のため、症状を完全に防ぐことはむずかしいかもしれません。
しかし、日常的なケアで症状を軽くしたり、起こりにくくしたりすることは十分に可能です。
まずは不調が起こる仕組みを理解することから始めていきましょう。
こちらのページでは「女性の悩み」について、不調が起こる原因や自身で行える対処法・予防法を詳しくご紹介しています。
目次
contents
目次
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こんなお悩みありませんか?
trouble
こんなお悩みありませんか?
trouble
女性の悩みの特徴・原因
symptoms
女性の悩みの特徴・原因
symptoms
生理にともなう身体の不調や、更年期障害などで悩まされている女性は多いと思います。
症状に対して適切な対処や予防が行えるよう、
女性に起こりやすい病気やその原因について、こちらで詳しくご紹介いたします。
女性に多い悩みの症状例
多くの女性を悩ませる症状には、例えば次のようなものが挙げられます。
頭痛
こめかみが脈打つように痛む「片頭痛」は、若い女性に多い頭痛になります。
女性ホルモンの変動で血管の拡張が起こり、周辺の神経が刺激されることが痛みの原因に考えられています。
月経のトラブル
月経痛
生理前、生理中に起こる、下腹部や腰部の痛みを月経痛(生理痛)といいます。
プロスタグランジンと呼ばれるホルモンが過剰に分泌され、子宮が強く収縮することで生理痛が起こると考えられています。
月経不順
正常な月経周期は28日前後だといわれています。
この月経周期が長くなったり、短くなったりした状態が月経不順です。
月経不順にともない、頭痛や肩こり、冷え、便秘、食欲不振などを訴える方がいらっしゃいます。
PMS
月経前の3〜10日間ほど継続する心身の不調をPMS(月経前症候群)といいます。
頭痛や腹痛、腰痛、むくみ、めまい、吐き気、イライラ、抑うつなどさまざまな症状がみられます。
女性の悩みの原因
Cause
女性の悩みの原因
Cause
女性特有の不調については、女性ホルモンの影響がおもに考えられています。
女性ホルモンとは?
卵巣から分泌される女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2つの種類があります。
エストロゲン
エストロゲンは、女性らしい身体を作るためのホルモンです。
乳房を発育させたり、肌のハリや潤いを保ったりする働きがあります。
また、エストロゲンの作用で子宮内膜が増殖され、妊娠の準備が行われています。
プロゲステロン
排卵直後からプロゲステロンの分泌が増加していきます。
基礎体温を上げて、厚くなった子宮内膜を妊娠しやすい状態に維持する働きがプロゲストロンにはあります。
妊娠が成立しなければブロゲステロンの分泌量は低下し、2週間ほどで子宮内膜がはがれ落ちるようになっています。
加齢にともなう4つのライフステージ
思春期(10〜18歳あたり)
思春期では、初潮(初経)をむかえたあと、子宮や卵巣の成熟とともにエストロゲンの分泌量が増えていきます。
月経が始まるため、月経痛など月経にともなうトラブルが生じる可能性があります。
性成熟期(18〜45歳あたり)
性成熟期では、エストロゲンが盛んに分泌されます。
女性ホルモンの増加により、子宮内膜症や子宮筋腫など子宮の病気が起りやすくなります。
更年期(45〜55歳あたり)
女性は平均50歳で閉経を迎えますが、その前後5年間の時期を更年期と呼びます。
更年期は、卵巣の機能低下とともにエストロゲンの分泌量が減少していきます。
ホルモンバランスの変調から自律神経の乱れを生み、ほてりや発汗、のぼせを中心にさまざまな不調を招きやすくなっています。
老年期(55歳以降)
老年期では、エストロゲンの分泌量がわずかとなります。
エストロゲンの作用を受けられないことで、それまで男性に多かった生活習慣病にかかりやすくなってしまいます。
女性に多い病気
disease
女性に多い病気
disease
次のような女性に起こりやすい病気があります。
子宮の病気
子宮筋腫
子宮の筋層に発生する良性腫瘍を子宮筋腫といいます。
子宮筋腫の影響で月経時の出血量が増えたり、月経痛が強くなったりする場合があります。
子宮内膜症
子宮の内側以外の場所で子宮内膜が発生し発育していく病気を、子宮内膜症といいます。
子宮内膜症により、腰痛や下腹部の痛み、性交痛などを生じる場合があります。
がん
女性特有のがんには、乳がん、卵巣がん、子宮頸がんなどが挙げられます。
卵管炎
細菌感染により、卵管に炎症を起こした状態を卵管炎といいます。
放置することで不妊症につながる可能性があります。
卵巣のう腫
卵巣のう腫は、卵巣に腫瘍ができてしまう病気になります。
頻尿や腹部の膨満感、下腹部の痛みなどを生じる場合があります。
シェーグレン症候群
シェーグレン症候群は、免疫の異常で自己の細胞や組織を攻撃してしまう、自己免疫疾患の一つになります。
涙や唾液を作る臓器に炎症を起こすため、目や口の乾燥を引き起こす場合があります。
甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が低下してしまう病気です。
体重の増加や気分の落ち込み、むくみなどの症状がみられる場合があります。
更年期障害
更年期(45〜55歳)あたりに起こる、自律神経失調症に似た症状のことを更年期障害といいます。
顔のほてりやのぼせ、発汗などが特徴的な初期症状に挙げられます。
乳腺症
乳腺症は、女性ホルモンの影響で起こる、乳腺の症状の総称を指します。
乳房のしこりや張り、乳頭からの分泌などさまざまな症状がみられます。
お悩みに対する施術のご案内
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女性のお悩みの対処法
APPROACH
女性のお悩みの対処法
APPROACH
女性特有の不調を改善するには、次のような対処が有効といわれています。
ストレスによる自律神経の乱れ(交感神経優位な状態)で、体調の悪化を招く可能性があります。
自律神経のバランスを整えるには、軽く運動をする、映画鑑賞をする、入浴するなど、意識的にリフレッシュする時間を作ることをおすすめします。
また、深呼吸を繰り返すことで気持ちがリラックスし、副交感神経を優位な状態にできるといわれています。
生活習慣の改善
起きる時間と寝る時間はなるべく一定にして、体内時計を整えておきましょう。
生活リズムの乱れから、自律神経のバランスを崩してしまう場合があります。
また、睡眠不足は身体の疲れが取れず、自律神経の乱れを生む要因となります。
夜更かしは避けて、毎日6〜8時間はしっかり眠るようにしておきましょう。
食事の栄養バランス
栄養の偏りによって、ホルモンバランスに影響を及ぼす場合があります。
脂質やたんぱく質、炭水化物、野菜などバランス良く摂るようにしてください。
また、更年期障害の方は、植物性のエストロゲンが多く含まれている大豆やナッツ、大麦などを意識的に摂取することをおすすめしています。
女性のお悩みの予防法
PREVENTION
女性のお悩みの予防法
PREVENTION
身体の不調を起こしにくくするには、普段から次のようなケアを行っておくことをおすすめします。
ストレス発散
症状が起きているときに限らず、普段からストレスはこまめに発散するようにしましょう。
適度な運動や入浴をはじめ、毎日日記を書くことにより、ストレスの軽減が期待できるといわれています。
また、身体の疲労もストレスになるため、質の高い睡眠をとることが大事です。
脳を興奮状態にしないよう、寝る前にはスマホやパソコンをみないようにお気をつけください。
温活
湯船に浸かった入浴により、身体を温めましょう。
身体を温めることで血の巡りが良くなり、冷えやむくみ、生理痛などの軽減を期待できます。
熱いお湯ではリラックスしづらいため、40度程度のぬるめのお湯に15分ほどゆっくり浸かることがおすすめです。
定期的ながん検診
がんは早期発見が大事です。
自覚症状がない方でも、年に1度は定期検診を受けることをおすすめしています。
子宮頸がんは若い方の発症が多いため、20歳以上の方は検診を受けることが推奨されています。
よくある質問
Q&A
よくある質問
Q&A
女性に起こりやすい身体の不調には何がありますか?
更年期障害や月経痛、月経不順、冷え、むくみ、肩こり、下痢、便秘などが挙げられます。
女性特有の不調はなぜ起こるのですか?
女性ホルモンの乱れや加齢にともなう卵巣の機能低下が、不調のおもな原因に考えられています。
身体の不調をそのままにしているとどうなりますか?
症状が重たくなることで、日常生活に支障が出てくる場合があります。
また、不妊症につながる可能性もあります。
女性のお悩みを解決するには自身で何ができますか?
規則正しい生活習慣を送る、ストレスを発散する、栄養バランスの整った食事をするなどの対処法が挙げられます。
女性特有の症状に接骨院・整骨院はどのような施術を行いますか?
鍼灸によるツボ刺激で、自律神経のバランスを整えていきます。
その他、状態にあわせて手技や電気療法などを行う場合もあります。
身体の不調はどれくらいの期間で改善できますか?
年齢や生活習慣、不調の具合によりますので、施術期間には個人差があります。
まずは状態を確認させてください。
接骨院・整骨院の施術に保険は利用できますか?
保険は急性または亜急性の外傷性骨折、脱臼、打撲、挫傷、捻挫の治療に適用されます。
その為、急な痛み等の場合保険適用が出来る場合があります。
問診時にお身体の状態をお伺いした上で健康保険が利用できるか詳しくご説明させて頂きます。
身体の不調は医療機関にも行ったほうが良いですか?
身体の不調が何かの病気の可能性があります。
まずは医療機関で原因を確認することをおすすめしています。
女性特有の症状を予防するにはどうすれば良いですか?
ストレスをこまめに発散する、適度な運動を行う、しっかり睡眠をとるといった対策が挙げられます。
ケガや痛みがなくても接骨院・整骨院に行って大丈夫ですか?
保険を使えない場合もありますが、さまざまなお悩みに対応しております。気になる点がありましたら、お気軽にご相談ください。